動画広告の効果とは?種類別メリットを徹底解説

近年、動画広告は注目度が非常に高くなっています。多くのユーザーが動画を視聴する時代において、企業にとっても動画広告は欠かせないマーケティングツールとなりました。

本記事では、動画広告の特徴とメリット、種類ごとの効果、そして成功するために必要なポイントについて詳しく解説します。

動画広告の特徴とメリット

まずは動画広告をはじめとするデジタル広告活用の推移と、拡大の背景にある動画広告の強みについて見ていきましょう。

動画広告とは

そもそも動画広告とは、インターネット上で配信される動画広告のことです。いわゆるデジタル広告・インターネット広告のひとつで、主にYouTubeなどの動画配信サイトやInstagram、FacebookなどのSNS、ニュースサイト、アプリなど、さまざまなプラットフォームで配信されます。

デジタル広告・インターネット広告の推移

近年、動画広告をはじめとするデジタル広告・インターネット広告の市場は拡大し続けています。「令和5年版 情報通信白書」によると、2021年にはデジタル広告の割合がテレビなどのマスコミ広告を上回り、世界全体の広告費(6,605億ドル)の過半数(3,470億ドル)を占めました。

引用元:総務省|令和5年版 情報通信白書「図表4-3-2-7 世界の媒体別広告費の推移及び予測」

日本国内の推移も同様です。広告費全体の推移はコロナ禍で一時的な落ち込みが見られましたが、インターネット広告だけは10年以上にわたり右肩上がりの成長を続けています。

引用元:総務省|令和5年版 情報通信白書「図表4-3-2-8 日本の媒体別広告費の推移」

こうしたデジタル広告・インターネット広告の拡大は、スマートフォンやタブレットの普及によって、動画視聴がますます身近なものになったことと無関係ではないでしょう。

動画広告の強み

動画広告が大きな注目を集める理由としては、動画が持つ以下のような強みが挙げられます。

  • 情報量が多い
  • 視覚と聴覚に訴えかける
  • 感情に訴えやすい
  • 記憶に残りやすい

特に顕著な強みといえるのが「情報量」です。たとえば15秒程度の動画に含まれる情報は、約450枚の静止画に匹敵するという指摘もあります。また動画広告は視覚だけでなく聴覚にも訴えるため、消費者に広告を認知・理解してもらううえで有利です。感情に訴え、記憶に残りやすいことから、消費者の購買意欲も高まります。

動画広告の種類ごとの効果

ひとくちに動画広告といっても種類はさまざまです。以下では代表的な3つの広告と、それぞれの特徴を解説します。

インストリーム広告

インストリーム広告は、YouTubeなど他の動画コンテンツの枠内に挿入される動画広告です。動画を再生するユーザーすべてにリーチできる点が大きなメリットで、認知獲得に優れています。ただしほとんどのインストリーム広告は再生開始から数秒(一般には5〜15秒)程度でスキップできるため、最後まで見てもらえない可能性もあります。

メリット

  • 多くのユーザーにリーチできる
  • 認知度向上に効果的

デメリット

  • スキップされる可能性が高い

効果的な活用方法

  • ターゲティングを適切に行う
  • 最初の数秒で興味を引く

インフィード広告

インフィード広告は、ニュース記事やSNSのタイムラインなどの情報フィードの中に自然に表示される動画広告です。他のコンテンツとの違和感が少なく、ユーザーの興味関心に合わせた広告配信が可能なことから、高いエンゲージメントの獲得を期待できます。

メリット

  • ユーザーの興味関心に合わせた広告配信が可能
  • エンゲージメント率が高い

デメリット

  • 制作コストが高い

効果的な活用方法

  • ターゲティングを適切に行う
  • 魅力的なサムネイル画像を使用する

バンパー広告

バンパー広告は、数秒程度の短い動画広告です。スキップができず、最後まで視聴しなければ先に進めないため、ユーザーへ確実にメッセージを届けることができます。認知度向上やキャンペーン告知などに効果的です。

メリット

  • 確実に視聴者にメッセージを届けられる
  • 認知度向上やキャンペーン告知に効果的

デメリット

  • 詳細な情報を伝えることは難しい

効果的な活用方法

  • 簡潔でインパクトのあるメッセージを伝える
  • ブランドロゴや商品名をしっかりと表示する

動画広告で失敗しないために

動画広告を成功させるためには、以下の3つのポイントを押さえて動画広告を作成し、運用することが重要です。

ポイント1:ターゲットを絞る

誰に広告を届けたいのか、ターゲットを明確にすることで効果的な広告配信が可能になります。年齢、性別、地域、興味関心などさまざまな属性を考慮して具体的なペルソナを立て、しっかりとしたターゲティングを行いましょう。

ポイント2:ゴールを明確にする

動画広告で何を実現したいのか、具体的なゴールを設定しましょう。動画の目的・活用法を定めないと迷走してしまう可能性があるためです。動画の内容や配信方法は、認知度向上、購買促進、顧客登録など、目的によって変わってきます。

ポイント3:訴求ポイントを定める

動画広告で伝えたいポイントは何か、明確に定めることも必要です。伝えたいことを盛り込みすぎると、結果何を伝えたいのかわからない広告になってしまうでしょう。商品の機能、サービスの魅力、キャンペーン内容などを簡潔で分かりやすく伝えられるように、動画の内容を構成します。

効果測定も重要

動画広告ではKPIを設定し、定期的に動画広告のパフォーマンスを分析することも重要です。

具体的なKPIの例としては、認知度向上に関連する「インプレッション数」や「視聴回数」、購買促進につながる「クリック数」や「コンバージョン数」、顧客登録の可能性が期待できる「リード獲得数」などが挙げられます。

分析頻度は広告の目的や予算によって異なりますが、週単位や月単位で行うことが一般的です。

まとめ

動画広告は、多くのユーザーにリーチし、高いエンゲージメントを獲得できる効果的なマーケティングツールです。種類ごとのメリットを理解し、ターゲットやゴールに合わせた動画広告を制作・配信することで、効果的なマーケティング活動を展開できるでしょう。

本記事の内容を参考に、動画広告を御社のビジネスの成長につなげてください。

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