コンテンツマーケティングの一部として注目を集めるオウンドメディア。自社のマーケティングに活用する企業が増える一方で、オウンドメディアを単なる広告媒体と誤解している企業も少なくありません。この記事ではオウンドメディアが宣伝広告などのマーケティング手法とどのように違うのか、オウンドメディアを最大限に活用するにはどうすればよいのかを説明します。
デジタルドロップ広報担当パンちゃんです!
今回はオウンドメディアについて説明するよ。
この記事は約2分30秒で読めるよ♪
目次
オウンドメディアとコンテンツマーケティングの関係
オウンドメディアとは、企業自らが自社のために運営するWEBメディアのことです。オウンドメディアの形式はブログと似ており、実際に多くのオウンドメディアがブログ向けのCMSで構築されています。しかしオウンドメディアの用途や目的は、一般的な企業ブログとは明らかに異なるものです。
コンテンツマーケティングとの違い
オウンドメディアはコンテンツマーケティングで使われる「コンテンツ」の一部です。とはいえ「オウンドメディア=コンテンツマーケティング」とは限りません。
コンテンツマーケティングでは、オウンドメディア以外にも企業ブログやメールマガジン、ホワイトペーパー、動画やポッドキャスト、セミナーなどあらゆるコンテンツが利用されます。その目的も、見込み顧客の獲得から販売促進、顧客のファン化まで幅広いのが特徴です。
これに対しオウンドメディアは、コンテンツマーケティングの一部として「顧客への情報発信」と「顧客との関係構築」を担います。
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オウンドメディアの役割
オウンドメディアのそれぞれの役割について、もう少し詳しく説明しましょう。
まず「顧客への情報発信」についていえば、オウンドメディアは顧客にとって有益な情報を定期的に発信することで、顧客(見込み顧客)との接触機会を増やすツールとなります。オウンドメディアに掲載される情報が顧客のニーズを満たすものであるほどGoogle検索の対象となり、より多くの人の目に触れるからです。
次に「顧客との関係構築」は、ブランディング、もしくは顧客のファン化と言い換えることもできるでしょう。顧客に役立つ情報を掲載したオウンドメディアは顧客から信頼され、その信頼はやがて企業そのものへの信頼と成長します。結果として見込み顧客が顧客に、顧客がリピーターへと変化し、企業との長期的な関係が構築されるのです。
パンちゃんもね、いつも美味しいごはんを作ってくれるレストランは心から信頼して通い続けてるよ!
オウンドメディアの制作手順
オウンドメディアをマーケティングに活用するには、いくつかのステップが必要です。
1)ペルソナの設定
最初に行うのはペルソナ(顧客像)の設定です。ペルソナはできるだけ具体的に、一人の特定の人物像にまで落とし込んでいきます。
2)コンセプト設計
次にオウンドメディア全体のコンセプト設計です。作成したペルソナを想定し、その人にどのような情報を提供していくのかを考えます。
3)顧客の思考・行動を想定
さらにペルソナの思考や行動を想定することも重要です。具体的にはカスタマージャーニーマップの作成や、ファネルの設計によって行います。
4)コンテンツ制作
1から3までの手順を踏まえて、それらの条件を満たすコンテンツを作成します。コンテンツを作成したらWEBメディア(WEBマガジン)などの形式で公開しますが、SNSやメルマガなど、他のコンテンツも並行利用することで相乗効果が得られます。
オウンドメディアを成功させるポイント
オウンドメディアは、ただ漫然と作ればよいというものではありません。本来の目的を最大限に発揮させるためには、いくつかの「ポイント」を押さえる必要があります。
目的を明確にする
何のためにオウンドメディアを運用するのか、最初にしっかり決めておきましょう。目的があいまいな状態で制作したオウンドメディアは社内の共通認識を得られないため、長続きしません。
予算と人的リソースを確保する
オウンドメディアの制作にはある程度費用がかかりますし、運用の際は人手も必要です。予算や人的リソースを十分に確保しないまま立ち上げたオウンドメディアも、やはり長続きしません。
コンテンツの量と質を上げる
オウンドメディアで重要なのは、情報の「量」と「質の高さ」です。メディアの情報量がわずかでは顧客の目に留まる機会が増えませんし、どんなに量があっても低品質では評価されません。オウンドメディアを運営する際は、常に内容の追加と見直しを行う必要があります。
SEO対策を行う
オウンドメディアは顧客の目に留まることで効果を発揮します。そのためにSNSなど他のコンテンツを活用するのも効果的ですが、長期的に運用するためにはSEO対策が不可欠です。
まとめ
オウンドメディアは企業と顧客の接点を広げ、顧客を企業のファンにすることで長期的な利益をもたらしてくれます。適切な制作手順とポイントを踏まえて、効果的なオウンドメディアの運用を目指してください。
オウンドメディアは顧客との「信頼」を築くためのコンテンツなんだね!
しっかりと信頼を得られるようにオウンドメディアの長期的な運用を目指そう!
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