Metaによる新たなテキスト型SNS「Threads(スレッズ)」はTwitterに代わるSNSとして注目されています。
すさまじいスピードで普及したスレッズですが、「ビジネスで活用する方法は?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Threadsの特徴や基本的な使い方、ビジネスにおける活用法や事例についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
Threads(スレッズ)とは?
「Threads(スレッズ)」は、Facebookの運営で有名なMetaが提供するテキスト型コミュニケーションアプリです。
このアプリでは、ユーザー同士が密接につながり、リアルタイムでのコミュニケーションやメッセージの共有を行うことができます。
スレッズはInstagramと連携しているので、Instagramのアカウントを使用してログインします。最近、X(旧ツイッター)のAPI制限などさまざまな問題が起こっているため、それに代わる新時代のSNSとしても注目されています。
Threads(スレッズ)の特徴と使い方
以下が、スレッズの主な特徴です。
- 最大500文字のテキスト使用可能
- 動画や画像のコンテンツ共有
- リアルタイムのスレッド返信による会話
- メンション機能
- 再投稿と引用機能
- Instagramフィード投稿、ストーリーズ、ツイート、リンクコピーなどのシェア
スレッズの利用方法は基本的にツイッターと似ています。
テキストメッセージや動画、画像を簡単に共有したり、スレッド返信機能でリアルタイムの会話ができるのはもちろん。Instagramのフィード投稿やストーリーを手軽にシェアできる点はスレッズならではの使い方です。
スレッズを利用するメリットは?InstagramやTwitterと比較して解説
メリット① Instagram(インスタグラム)と相互連携できる
スレッズは、Instagramのアカウントと連携して利用できるソーシャルメディアです。そのため、Instagramでフォローしているユーザーをスレッズでもフォローすることができます。
特にアパレルメーカーや嗜好品・ブランド品を扱うお店の場合、SNSでいかに効果的な情報を発信できるかが重要です。
その際、Instagramとスレッズを同時に活用することで、より多くのフォロワーとつながり、より多彩なコンテンツを共有し、より簡単に顧客とコミュニケーションをとることができます。
メリット② ファンコミュニティが作りやすい
スレッズは、TwitterとInstagram両方のメリットを兼ね備えたSNSです。Twitterと比べて、スレッズのタイムラインはプライベート重視であるため、企業やブランドのファンによるエンゲージメントが集まりやすいというメリットがあります。
また、インスタグラムと違い、テキスト重視のSNSなのでユーザー同士のコミュニケーションが育まれやすい環境でもあります。
このため、スレッズでは、ファンたちによるコミュニケーションが生まれやすい土壌が形成されました。
ファンコミュニティは口コミの伝播やブランドロイヤリティの向上などに効果があるので、多くの企業やブランドにとって重要な存在です。スレッズを活用することで、ファンコミュニティの形成をより簡単に促すことができます。
スレッズのビジネス活用事例3選
スレッズを活用して成功した企業やブランドを紹介します。
エレコム株式会社
サプライ製品の開発・販売を行うエレコム株式会社。
スレッズでは企業内部のほのぼのとした日常を紹介しており、ポジティブな企業イメージ醸成に効果を発揮しています。
https://www.threads.net/@elecomjp
Mori Art Museum 森美術館
東京・六本木にある現代アートの美術館「森美術館」のスレッズでは、展覧会やギャラリートークショーなどのイベント情報が発信されてます。
スレッズの登場により、インスタグラムユーザーの方々にもテキストベースの情報を伝えることができるようになりました。
https://www.threads.net/@moriartmuseum
ブルーシールアイスクリーム
沖縄のアイスクリームメーカー「ブルーシールアイスクリーム」では、スレッズを活用してユーザーとの積極的なコミュニケーションを図っています。
エンゲージメント数やリプライ数も多く、活発なファンコミュニティが形成されているようです。
https://www.threads.net/@blueseal_icecream
まとめ
Threadsは、企業やブランドにとっても有効に活用できるSNSです。効果的に使用することでマーケティングやPRにも大きく貢献します。
他にも、商品やサービスの紹介、キャンペーンやイベントの告知、ユーザーとのコミュニケーション、ユーザーからのフィードバック収集など、さまざまな目的に使用することができます。
Threadsはまだ新しいSNSですが、今後も多くの企業やブランドが活用していくことでしょう。
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