【写真の肖像権に注意!】写真アップロードするときの配慮とは

肖像権とは

近年Twitter・FacebookなどのSNSを活用する企業が増えていく中、SNS担当者自身が写真や動画を撮影し、アップロードする場合もあるかと思います。

そこで、見落としてはならない注意点が肖像権です。

肖像権とは、人格権の一部で、本人の許可なく自分の顔または体を撮影されたり、公開されることを拒否できる権利のことです。なお、顔見知りでない他人が写っている写真を、被写体となっている人物の許可を得ることなく公開することも肖像権の侵害となります。

気軽に撮影して投稿した写真が、うっかり肖像権侵害となってしまわないように、基本的なルールとして心得ておくことが重要です。

肖像権侵害とならないようにするには

肖像権侵害とならないであろうケースは、以下の通りです。

・撮影者が被写体本人から撮影や公開されることの許可がある場合。

・撮影許可や、撮影されていることが予測できる公の場所。

・被写体の顔がはっきりと特定できない場合。

3つ目の「被写体の顔がはっきりと特定できない場合」については、仮にうっかり人物が写り込んでしまっても自分で写真を加工することによって肖像権侵害を回避できるということです。

そこで、今回は、写真の加工を行うための手順をご紹介したいと思います。

写真の編集をして肖像権侵害を回避しよう

写真加工アプリを使用する

スマホなどで簡単に写真を加工できるアプリはたくさんあります。

お手軽に使用はできますが、顔の部分のみに細かなぼかし加工を入れたりするのはなかなか難しく、ビジネスツールの素材として使用するには、若干不向きかも知れません。

Photoshopを使用する

写真加工といえばPhotoshop、といって良いほどの代表的な写真処理ツールです。

その汎用性の高さからデザイナーなどの専門業種のみならず、使用している方は多くいるのではないでしょうか?

今回は、Photoshopにて簡単にぼかしを入れる方法の一部をご紹介します。

実践!Photoshopでの写真加工

ぼかし加工をする場合

①「なげなわツールで」ぼかしたい部分を囲む

②「フィルター」>>「ぼかし」>>「ガウス」を選択

③「ぼかし(ガウス)」で度合いを調整する

今回は50.0pixcelに設定

④ぼかしが完了しました。

モザイク加工をする場合

①「なげなわツールで」ぼかしたい部分を囲む

②「フィルター」>>「ピクセレート」>>「モザイク」を選択

③「モザイク」で度合いを調整する

今回は50.0平方ピスセルに設定

④モザイクが完了しました。

まとめ

今回は、肖像権についての基本的な内容とその回避方法について解説しました。

写真加工も実践してみると意外と簡単かと思いますが、まずはアップロードする写真に問題がないか、いま一度確認して投稿するように心がけましょう。

弊社では、このようなケースにも配慮したコンテンツ制作を行っております。

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